イソフラボンは女性ホルモンを増加&整える
イソフラボンは女性ホルモンを増やす働きがあるという話を聞いたことがありますか？
イソフラボンの構造式は、女性ホルモンの一つ、エストロゲンによく似ています。
不思議なのですが、構造が似ていると、身体に与える働きも似ているということになります。
女性ホルモンといっても、1つではありません。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの二つがあります。
卵胞から分泌される卵胞ホルモンがエストロゲンで、黄体から分泌される黄体ホルモンがプロゲストロンです。
この二つの働きを簡単に説明すると、エストロゲンが妊娠の準備をするホルモンでプロゲストロンは妊娠をサポートするホルモンなのです。
どちらも子どもを生む性である女性にとって、大切なホルモンということがわかります。
エストロゲンは美肌になるホルモンとも呼ばれています。
その反対にプロゲストロンは気の毒に「ブスホルモン」と呼ばれているんです。
なぜかというとプロゲストロン分泌により、肌の状態が不安定になるからなんだそうです。
月経周期で生理の前に、肌がテカテカしてニキビができやすくなる時期がありますね。
あの時期はプロゲストロンが多く出ている時期なのです。
そして、生理が終わった頃にエストロゲンが多く分泌されると、肌に潤いができ張りが戻ることを経験として知っている方も多いのではないでしょうか。
エストロゲンは排卵の頃に多く分泌されるため、肌が美しい頃が妊娠しやすくなっているというのも理にかなっています。
エストロゲンは妊娠準備のためのホルモンということで、20代が一番多く分泌され、40代になるとだんだん分泌量が減ってきます。
そして閉経するころには、ホルモンバランスがくずれ更年期障害を引き起こします。
そこで女性ホルモンのサポートになるのではと注目を浴びているのがイソフラボンです。
エストロゲンの不足を補ってくれ、イソフラボンがやる気を掻き立ててくれます。
更年期障害の辛い症状を軽減してくれたり、エストロゲンの減少による骨粗しょう症を予防してくれます。
なので、年齢を感じ始めた女性には是非イソフラボンを摂ってほしいですね。
また、がんの予防や動脈硬化にも一役買ってくれるのもイソフラボンです。
そして、イソフラボンにはすぐれたアンチエイジング効果があります。
